1.座り心地いろいろ

座り心地の好みはいろいろ
体格（男女でも）・体重・身長・年齢
ライフスタイル・くつろぎ方などにより座り心地は変わります。
また、ソファー自体もすべて座り心地が違います。
奥行きやシートハイが違うだけでも座り心地が違うんです。

前回おはなしした座面の中材と合わせて
座り心地を左右する座面下のお話です。
前回の座面のお話

2.座り心地を決める座面下とは

ここでいう座面下とは、座クッション下のソファー本体のテンション材の構造です。

①Sバネ

反発力が少なく横方向の力に強い構造
しっかりとした安定感があります。
かための座り心地を求める方はSバネがおすすめです。

②ウェービングテープ

糸とゴムを一緒に編み込んだベルト状の衝撃吸収材
よくコストが安いとか言われますが、素材によりさまざまです。
逆に高級メーカーが使う質の良いウェービングテープはかなり高品質です。
金属バネに比べると柔らかめに思われます。
質と張り方により全く違ってきます。
イタリアなどの高級メーカーはほぼウェービングテープです。
栗田家具の高級メーカーはウェービングテープです。

③コイルスプリング

らせん状のバネをフレームの上に一面に並べて
すべてを鉄線で連結させてあるスプリングなので
座った時の荷重を面で支えているような構造。
上方のコイル径を大きく下方を小さくしているため底打感のない弾力性があります。
栗田家具ではコイルスプリング仕様のメーカーはないです。

３. まとめ

このように座面の構造と本体のテンション材の構造で無限の座り心地ができます。
座り心地と耐久性に関係している座面と本体のテンション材の構造をぜひ体感してみてください。


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