本革のスツールの家具修理・革のメンテナンス

長年使われた革張りのスツール

座面部分の底が抜けていました

 

 

お客様が栗田家具へ持ってこられ

修理することになりました

 

 

お客様の要望は

◎現在張っている革をそのまま使いたい

◎中材をきちんと修理してほしい

ということです

 

お客様はこの革がとても気に入っておられ

汚れてますが

『この風合いが大好きなのでそのまま使いたい！！』

とおっしゃっていました

 

座面のうらの状態は??

中のウェービングテープが切れて

座面が落ち込んでいる状態でした

 

通常は

張っている生地などを

そのまま使うことはしないのですが

今回は本革なので

そのままで張替え可能と

職人さんがOKしてくれました

 

※ 布地の場合はほぼ無理です

 

職人が丁寧に

本革を剥がして

中材のウレタンとテープを

新しいものに取り換え

張り上がった状態が

あれだけ落ち込んだ座面が

すごくふっくらした状態に

なりました

 

手打ち鋲（びょう）は

新しい鋲に取り替えました

この方がスッキリとしていて

高級感もありきれいです

 

裏面もきれいに張替え完璧です

 

出来上がった後

水ぶきをして乾かし

汚れ落とし&ワックス効果のあるクリーナーで

出来る限りきれいにして完了です

 

お客様にとっては

和室の仏壇前で使われるスツールのようで

このサイズ・この高さが一番いいのです

これに代わるものはないんです

 

『ここまで良い状態になってうれしい』

と言って頂けて・喜んでもらえてよかったです

 

このような修理も出来ますので

ご相談ください

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