床を傷つけないための椅子脚のフェルト貼り

『椅子の脚で床が傷つく』そんなお悩みありませんか？

栗田家具では、お客様の家の床を傷つけないように
お買い上げいただいたお客様には、納品前の検品の時に
椅子の脚やソファーの脚にフェルトを貼るサービスをしています。

とってもとっても良いメーカーは丸くカットしたフェルトをつけてくれたりします。
でも、つけてくれるメーカーはなかなかありません。
つけてくれているだけでまだありがたいのですが、
それぞれの大きさまで考えていてくれてはいないです。
その他、フリーカットできれる両面シールがついたタイプもあります。

問題は
このフェルトタイプは両方とも外れやすいということ。
でも一般的にはよく売られていたり、使われているのはこのタイプです。
『はずれて困る』というのはこのタイプ
粘着性のあまりない両面テープがついています。

私たちは以下の場合のみ、急遽このフェルトを使わせてもらいます。

☑遠方で配送の関係でフェルトをつけれない場合
☑どうしても現場でつけないといけない場合
☑急遽、貼ってほしいといわれた場合

簡易的なモノなのですが、はらないより絶対に良いということでこのフェルトを使います。

ほとんどの家具屋さんは全く貼らないか？
このフェルトを使うのが普通です。
実際にお客様のお宅に伺った時に
栗田家具以外で買われた家具にはついていないことがほとんどです。

栗田家具ではフェルトではなくパイザルという保護材をつかう

栗田家具ではフェルトではなくパイザルという保護材を使います。
この保護材を脚の底面の形にあわせてカットしてゴムボンドで貼り付けます。
（パイザルとはニードルパンチカーペット？）

例えば脚の前後ろでも形も大きさも違います。
椅子の脚からはみ出していてもおかしいですし
大きい脚に小さすぎてもだめです。
きちんと形にあったサイズに丁寧に切ります。

一般的なフェルトと栗田家具方式のパイザルの違いは?

【はがれにくいということ】

お買い上げから20年くらいたったお宅でもパイザルだったら、ほぼはがれていないです。
（栗田で買ったか？というのはここをみたらわかるといってもいいくらい）

4本脚の椅子、一個だけはがれたらガタガタして床も傷つきます。

パイザルのはり方

ここからが名もなき作業
結構手間がかかってます。

①まず、それぞれの脚に合わせてカットします。
②次にゴムボンドを付けます。

そこで数十秒乾かします。
ポイント
ここで少し乾かさないとキレイにつきません。
そこから家具へ貼ってまた数分待ちます。

③最後に乾いたらトンカチでたたいてなじませます。

この細かい作業が意外に大切で重要です。
ダイニングセットの椅子が6脚あれば
6脚×4本で24個のパイザル
ダイニングテーブルの脚にも貼ります。

ダイニングセットだけではなく
ソファーにもショーケースにもサイドボードにもすべてつけます。

なぜここまでするのか？

家の床を傷つけたくない
長く安心して使っていただきたい
長年このサービスにこだわっています。

まとめ

なぜ？今回この話題にしたか？というと
私たちにとってはこんな事当たり前すぎて人に言うほどのことではないのです。
でもちらっとお話しさせていただいたら、
それ言った方がお客様の信頼にもつながるよと言って頂いたのがきっかけです。

ちょっと前に流行った【名もなき家事】と同じように地味ですが大切な作業です。

【名もなき家事】とは
夫が家事とは思ってない作業は無限にありそれを担う妻は不満が募るという仕事。
このモヤモヤを可視化した家事です。

あなたにとって快適な暮らしとは何か？
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長く使う家具です。毎日一緒に過ごす家具です。
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