なぜイタリア製家具はここまで高くなったのか？
を前回に引き続き、簡単に説明いたします
前回のブログ

それは
家具が売れる全体量が減ってきているんです
売れる量が減ってきたら単価を上げるのは、正論です

もう一つは
中国を筆頭に、東南アジア製の
安物&コピー家具などの影響もあり
近い価格帯やそこそこの品質を作っていた
イタリアメーカーが価格競争に巻き込まれ
かなりの数が倒産していったのも事実なんです

そこで
イタリアメーカーがとった行動が
中国&東南アジアメーカー等に対して値段で対抗するのではなく
真似できないようなより手の込んだ高級素材を使った
より高級品を作り始めたんです超高級素材を使い
より豪華により繊細にちょっとやそっとの技術では
真似できないレベルの家具
豪華なTVボードより豪華で細かくきれいな彫刻のソファー
使っている布地も、すごく高級品ですもっとすごいレベルの家具が沢山あります
超豪華なベットモダン家具もすごく芸術的で複雑な造りにここまでのデザインを起こし
それを現物化する技術が素晴らしいです

と各メーカーがより高級化を図ったんです
なので
お値段は馬鹿みたいに高くなるのも必然です

日本人にとってある程度
高級な輸入家具と思っている値段帯は
ほぼ東南アジア製家具の値段帯
きちんとしたイタリア製家具メーカーの家具は
東南アジア製家具とは違いとんでもなく高級&高価なんです

栗田家具が初めて輸入家具をはじめたのは2代目の社長です
現在3代目社長の父がまだ輸入家具があまりない時代に（バブル時代）はじめました

もともと家具屋の中でも高級家具を売る（いい家具を売る）にこだわりはありました
その想いは輸入家具の時もこだわっていましたし
今でも代々受け継がれています

現在の3代目社長は
大学生のころからイタリアへ仕入れの買い付けについていき
勉強して、多くの本場ヨーロッパの家具に触れてきました
ただ、家具屋だから継いだのではなく
【家具が好き】というあふれる想いががきちんとある上に
輸入の多くの経験を積んできたことは今の栗田家具の宝です

家具屋とは本当に幸せな仕事です
皆様に喜んでいただける笑顔が見れる仕事です

この栗田家具の社長の目利きを力を最大限に活用して
皆さんの【幸せ度】をアップに日々努めています