こんにちは

長年使われたチェアーを修理や張替えをして、再生
させてあげる内容を過去に何度かご紹介しました。

張替えのご依頼を頂くケースでは、ソファーよりも
ダイニングチェアーのご依頼の方が割合的には多いです。

やはりソファーの張替えとなると、コスト的にも高くなる事、
搬出入の為の家具移動などが面倒な事、作業期間中は
くつろぐ場所がなくなる事 などなどが理由で、
傷んだソファーをそのまま我慢してお使いになられている
ケースをよく見かけます。

今回ご紹介するケースは、そんな面倒な事柄が、少しは
軽減されている例です。

約11年間お使い頂いた布張りのソファー。

 一見、きれいな状態のように見えますが、やはり一番よく
体に触れる部分の座面のクッションに破れがあり、写真では
分かり難いですが、中身も本来の堅さがないため、座り心地が
随分と悪くなっていました。

ただ、幸いな事に本体の部分には、それ程の傷み、破れ、汚れ
などはなく、座面だけを新たに製作することとなりました。

とは言っても11年前の商品の為、同じ生地の手配は難しく、
出来るだけ本体とのバランスのとれた張生地を探すこととなりました。

ここでも幸いなのが、もともと2種類の生地を使ったソファー(本当は
背クッションもあり3種類なのですが…)だったこと。
その為、本体と違う張生地にしても、あまり違和感を感じること
はありませんでした。

そして、新しい座面クッションを置いた状態がこちら

今回のケースだと、ソファー全体を張り替える費用に比べると
大幅にコスト削減ができ、見栄え、座り心地は新品の時と同様の
感覚を味わっていただき、更にこの先また長くお使いいただけます。

また、座面のみの製作なので、作業期間もそれ程長くなく、
”いつまでもくつろぐ場所がない!” と言うようなお悩みも
少しの我慢をお願いすることで解消できると思います。

何とかしたいけど、何かと煩わしくてそのまま使っている!
という方は、是非ご相談ください。

シンキ  でした。