こんにちは
きれいめダイニングの2回目。
” 凛 ” としたイメージのダイニングをご紹介します。
一見、オーソドックスな形状のダイニングテーブルに見えますが、
細部を順に観察していくと、デザイナーや作り手のこだわりや想いが
とてもよく伝わってくるテーブルです。
脚部は1㎜の厚さにスライスされたホワイトビーチ材単板を数十層、
同一な繊維方向に重ね、型に入れ、プレスしながら高周波で接着し
必要な幅に切り出す。 その後コンピューターコントロールされた
切削機械で削り出し、最後に職人が手作業で仕上げる。
その為、継ぎ目のない一体構造となってる。
脚の形状は実は ”三角形” の角を丸めた形で、先端に
向かうに従って細くなっていく。
天板は、周囲縁材に無垢材を、内側は厚めの突き板を表面と裏面の
どちらにも使用しているので、表も裏も美しい木目を見る事が出来る。
34.5㎜もの厚みを持つ天板だが、丁寧にカットされ、
丸みをつける仕上げにより、実際の数値ほどの厚みを
感じず、スマートに見える。
天板と脚部つなげる金具。無垢の真鍮を削りだし、ニッケルメッキ、
サテン仕上げを施されたもの。組み立てた後には、あまり
目にする事のないパーツですが、ネジ2本で組み立てることが
出来るよう、よく考えられており、何と言ってもこの金具を手に
持ったときの無垢の重量感がとてもいいです。 分解したときしか
手に出来ないのですが….。
写真のテーブルは、アメリカンチェリー材ですが、他にも
メープル材、ウォールナット材でも製作出来ます。
サイズバリエーションは以下の通りです。
W D H
1400 x 800 x 735 ㎜
1600 x 800 x 735 ㎜
1800 x 800 x 735 ㎜
2100 x 800 x 735 ㎜
1200 x 1200 x 735 ㎜ (丸)
シンキ でした。