新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんは、どのような年明けを
迎えられましたか?
私の場合は、ここ数年同じパターン
なのですが、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝を
じっくりと観た後に、刺激を受けて
寒空のもとに走りに出るーというパターン。
今年は時折、小雪が舞う景色の中で、
白い息を吐きながらしっかりと
長い距離を走りこむことができ、
身体も心も気持ちよく、リフレッシュ
することが出来ました。
それ以外の時間も、サッカー、ラグビー、
とTV観戦し、文字通りのスポーツざんまい。
今年は、アメフトのライズボールの
TV放送がなかったのが残念でしたが….。
ところで、今年は己年!
そこで少しばかり己年に
関連した商品をご紹介します。
チェスト W91 x D43 x H82cm |
クラシック家具では、よく見かけるデザインですが、
引出しの前面が写真のように ”うねった” 曲線の
形状のものは、SERPENTINE ( 蛇のような、
曲がりくねった という意味 ) と呼ばれます。
18世紀後半頃によく見かけられるデザインです。
SERPENTINE DRAWERS のきれいな
チェストをご紹介します。
MAHOGANY SERPENTINE SMALL CHEST W77 x D54 x 81cm |
SERPENTINE LINE の
美しい曲線とマホガニーの深い色の木目との
調和が、重厚な質感を醸し出しています。
一段目の引出しを開けると、内部は
こんな感じです。
オリジナルは、1770年頃の家具。確かに18世紀後半の家具によく
見受けられる真鍮のロココ調のドロップハンドル(取っ手)が
取り付けられています。それにしても、この取っ手の彫金細工の
細やかな仕上げは見事です。
脚部も、17世紀後半から18世紀にかけて
キャビネットなどの脚部としても、よく見かけ
られる BRACKET FOOT。 この脚部は
コーナーが直線のデザインで、17世紀後半に
見られたものですが、18世紀半ばになると
コーナー部分が反ったような ”反曲線” の
デザイン(OGEE BRACKET FOOT)が
見られるようになります。
次回は、また別のメーカーの
SERPENTINE CHEST をご紹介したいと思います。
この一年も、たくさんの笑顔に出逢いますように!
シンキ でした。