こんにちは
ソファーのご紹介の6回目は久しぶりに
クラシックなスタイルをご覧いただきます。
W 225 x D 100 x H 98 cm |
EGIDIO LUNARDELLI 社というイタリアのメーカー。
発音するときに、舌を噛みそうな名前ですが、
イタリアのみならず、世界的に家具の産地として名高い
コモ地区にあるソファー専門メーカーです。
メーカーの歴史は、まだ浅く30年ほどですが、全アイテムを
デザインから一貫してつくりあげる専門メーカーならではの
完成度の高さが大きな特徴です。
SIDE VIEW |
横から眺めてみるとアーム(肘掛け)の部分は、
なだらかな曲線を描いたラインで、筋肉質のマッチョマンの
ように、しっかりとしたボリューム感があり、
そこから脚元へは、まっすぐのライン、
そして床との接地部分は、
飾りのフリンジをまわすことで脚元を引き締めています。
DOUBLE FRINGE |
FRINGEーフリンジは上下に2段取り付けられているので
脚元の装飾性をより高めています。
張り生地は、イタリアらしい美しい色使いのベージュ・アイボリー。
このソファーには、4種類の異なる生地が使われていますが
お分かりいただけますか?
座面、背もたれ、クッションの周囲には、やはり
装飾性の高い フリンジ が施されています。
このような、FABRIC(生地)と
TRIMMING(飾りつけ)
とのバランスがセンス良く
施されることにより、
美しいものが
より美しく輝きを増していきます。
これだけの装飾性を持ち合わせているため
周囲の家具や、空間を選んでしまいますが、
それは個性豊かなオリジナリティーに溢れた
品ということの裏返しでもあります。
それ故、バランスの取れた空間に設置した時には
別格の雰囲気を醸し出すことと思います。
現在ショールームに展示中です。
張り生地の美しさをご覧いただくだけでも
一見の価値があるはずです。
シンキ でした。