こんにちは

アール・ヌーヴォーの商品ご紹介の3回目は
チェアー。
チェアーは家具の中でも、個性が強く表現される
アイテムですが、アール・ヌーヴォーのチェアーも
全くその通りで、一見してその時代のデザイン!と
分かるものが多いです。
今回ご紹介のチェア-は、どちらかと言えば
典型的なヌーヴォーのスタイルというよりも、
ヌーヴォーからアールデコにかけての時代背景を
感じるチェア-です。
W 54 x D 50 x H 103 cm

DESIGNED BY EUGENIO QUANTI
アールヌーヴォーのデザインによく見られる
植物や昆虫をモチーフにしているわけでもなく、
曲線を多用していることもありません。

4本脚を囲うように巡らされた
意匠が本当に美しいチェアー!

どちらかと言えば、直線の多いデザイン。

でも、要所要所でヌーヴォーの名残りを
感じることが出来るので、やはり
ヌーヴォーとデコの過渡期の頃の
デザインなので、より興味深い商品です。

個人的には、この斜め後ろからの
眺めが好きです。
あともう一箇所
正面の座面枠の下の
縦につながる木部の
緩やかにカーブしている箇所!

触れてみると、よく分かりますが
手作業で削りだされた感じが
指先から伝わってきます。

昔の映画のETじゃないですが、
実際に作業をした
イタリアの職人の魂を、指に
感じることが出来るようです。

ご興味のある方はご来店の上、実際に触れてみて、
イタリア人の職人魂を感じ取っていただければ! 
と思います。
                 
                  シンキ  でした。