こんにちは

ひと雨ごとに、秋が深まっていくのがわかる頃。

秋に限らず、一年中、時間を見つけては
昔のクラシック映画を鑑賞するのが好きなのですが、
この季節は、見終えた後に、重たい課題を
つきつけられるように、じんわりと心に沁みこんでくる
ような映画を観たい気分になります。

そういう作品は、ヨーロッパ映画に多いですが…。

例えば
 ・ 1954年のイタリア映画 フェデリコ フェリーニ監督の
   ” LA STRADA (道) ”
 ・ 1970年のイタリア映画 切ない音楽がいつまでも
   耳に残る ” I GIRASOLI ( ひまわり ) ”
 ・ 1997年のイタリア映画  ロベルト ベニー二が
   脚本、監督、主演の3役をこなした
   ” LIFE IS BEAUTIFUL ”  などなど…。

一方、春から夏にかけては、観終えた後に
胸がスカッと!するようなハリウッド映画の気分。

季節によって観たい映画の傾向があるようで。
四季のある地で生まれ育ったからですかね….

と、ここまでは THE SCREEN = 映画の話ですが
インテリアの世界でも
SCREEN = ついたて、間仕切り があって
場面によっては、欠かせないアイテムのひとつです。

スクリーン : W154 x H183 cm

広い空間に、視覚的に区切りをつけたい場面、
あるいは、ちょっと退屈な雰囲気的の空間に動きを
つけたい場面などに活躍してくれるアイテムです。

例えば、こんな感じ

 サイドテーブルの上にテーブルランプを置いて
雰囲気をつくる場面。 それだけでも、十分に
きれいな空間にしてくれるのですが、さらに
動きや装飾性を求める場面では、上の画像のように
バランスの合うスクリーン(ついたて)を組み合わせると
より効果的です。

アール・ヌーヴォーのスタイルで
合わせたイメージ。
家具や調度品がたくさんあるお部屋では、
雑然とした空間になりがちですが、
お部屋のコーナーに背の高いめの
スクリーンを設置することで、空間を
引き締めてくれる効果もあります。

どんな場面でも、活躍する! というアイテムではないですが、
それが必要とされる場面では、周囲のアイテムを引き立てて、
より装飾性豊かな空間づくりが可能となります。

映画の中でも、たびたび見かけるSCREEN (ついたて、間仕切り)
いい刺激を受け、とても参考になります。

                    シンキ でした。