【メーカー視察　PART５】新ブランドARIAKE（アリアケ）を見にいきました

前回からの続きで
新しく始めたいと思っている
新ブランドARIAKE（アリアケ）を佐賀県へ見に行きました

メーカー視察 Part-５

平田椅子製作所・レグナテックの2社共同で作っているブランド
ARIAKE（アリアケ）
今回は、レグナテックの工場内に潜入です

レグナテックの工場は かなりの広さですね
設備もかなり充実しています
レグナテックは、箱もの家具・テーブル類をメインに作るメーカーなので
その大まかな流れを見せてもらいました

大量の木材がストックされています
これだけではなくこの数倍以上の量がありました～

まずは、木材を精製するところから
プレナー・ワイドサンダーと言う機械でザラザラの表面の木材を
綺麗に表面に仕上げます

1枚の木材を3回もこの機械に通して 磨き上げるんですね～
これだけでもけっこう手間な作業です

その後

表面が綺麗になった木材を 加工しやすい大きさに切り分けていきます
商品により色々な大きさ・長さ・厚みに加工されます

ここからは、無垢材を使う工程となります

切り分けられた無垢材を1枚の板状に接着する機械です
高周波接着となります

その後
接着された無垢集成材を NCルーターと言う機械で 縁や穴・溝などを加工していきます
写真は、TVボードの無垢材天板を加工しているところです

 

 

出来上がったTVボード用の無垢材天板
1度にある程度の決められた量を加工するとのことです

もう1種類

こちらもNCルーターという加工機械
こちらは先程のNCルーターよりも
更に複雑な形と角度が加工できる機械です

 

曲線や特殊な形の木材加工が
この機械によって可能となるんです

なんかの脚パーツ？だったかな
片面が終わった状態で、これからもう片面を加工し
両面が同じ形状になるように仕上げるとのことです

以上が、大まかな無垢材の加工工程です

もう1種類は、フラッシュ構造の加工です

レグナテックは、箱もの類を主として作る会社なので
無垢材以外に、突板と集成材を合わせたフラッシュ材を多く使います
その製造工程です
まずは、集成材の両面にべニアを貼り
その上から、片面に天然木の突板 片面にメラミン材を貼っていきます
その接着する機械です

接着したフラッシュ材を 機械で圧着させます

出来上がった状態のフラッシュ材がこちらです
集成材（パーチクルボード）がべニアでサンドされ
その上から、片面は突板・片面はメラミンで仕上げられているのが よくわかりますね～

 

最後に、4方を綺麗にカットし研磨して
フラッシュ材の出来上がりです

これらは、箱ものの側面・底面・仕切り板・裏面・棚板等に使われます

綺麗に加工された 無垢材の天板・フラッシュ材を使い
箱ものを１つ１つ組み立てていきます
当然のことですが、ただ単にボンドなどで接着するだけでなく
クランプなどを使い、圧着固定させていくんです

職人が1つ1つ手作業で、丁寧に組み立てていくんです
これもかなり手間のかかる仕事です
こうして、1つの箱もの家具が完成していきます

最後は

 

出来上がったTVボードは 最終検品され、梱包され出荷されていきます と、
大まかな箱ものを作る流れを ご紹介させて頂きました
レグナテック きちんとした物造りをしている会社ですね
今回はここまでです
次回は、ARIAKEを作っている現場を見させてもらいました
お楽しみに～

最後に

栗田家具の商品は、品質にもこだわり厳選しております。
今お持ちのものに合わせて、
トータルでご提案もさせていただきますのお気軽にご相談くださいませ。

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