こんにちは
以前にクリニックを開院される際に、空間づくりの
お手伝いをさせていただいたお客様。
待合室などでお使いいただいているチェアーの
座面の生地に少し傷みが出てきたとの事で
今回、生地の張替えを施すこととなりました。
張替え前 |
不特定多数の方がお掛けになる環境であることを考えると
木部フレームや背もたれなどは、ほとんど傷みもなく、
とても丁寧にお使いになられている様子がうかがえます。
でも、やはり座面は摩擦の頻度が高い故に、一般的に、
上の画像の破れのあるこのあたりに、傷みが
現れてきます。
そこで、今回張替えの生地としてお選びしたのは
磨耗に対して比較的強い生地!
張替え後 |
以前と比べると、伝統的なクラシック柄で
落ち着いた色使いの張り生地を選ばれ
ちょっとシックな雰囲気に!
そして、新たな雰囲気になって、もとの場所に
戻ってきた状態がこちら
待合室の壁面が、いまでは貴重な美しい木目の
チーク材が贅沢にあしらわれており、その壁面との
バランスがとても落ち着いた感じになりました。
本来はダイニングチェアーなので、座面高が少し高いため
例えば小柄な女性の方が、お部屋で使われる時など、
足が地に着かず座り辛いというケースもあります。
そのような場面では、チェアーの脚部の先端を少しカット
して座面高を低くしたり、背クッションを置いたりして
お使いいただいています。
でも、こちらのケースでは、皆さん靴を履いておられる状況で、
しかも診察やお会計までの少しの待ち時間お掛けに
なられるだけなので、この高さが、立ったり座ったりする
には丁度適した高さで、使い易いご様子です。
実は、待合室には、メインのソファーセットが置かれているの
ですが、ご年配の患者さんは、そのソファーよりも
こちらのダイニングチェアーに座られるケースの方が多い
とのことです。 活躍している様子をお聞きして嬉しく思います。
そのソファーセットも含めて、クラシックな空間づくりを
されている、こちらのクリニックを次回もう少し詳しく
ご紹介したいと思います。
シンキ でした。